イモビライザーキーとは?仕組み・見分け方・スマートキーとの違いを鍵屋が解説 - 鍵屋ロッククルー

イモビライザーキーとは?仕組み・見分け方・スマートキーとの違いを鍵屋が解説

車の鍵のトラブル
  1. イモビライザーキーとは何か知りたい方へ
  2. イモビライザーの仕組み
    1. 金属キーを複製しただけでは始動できない
  3. イモビライザーキーと普通の鍵の違い
  4. イモビライザーキーとスマートキーの違い
    1. イモビライザー
    2. スマートキー
  5. キーレスキーとの違い
  6. イモビライザー搭載車の見分け方
    1. メーター周辺のセキュリティ表示灯を確認する
    2. 車の取扱説明書を確認する
    3. 車種・年式・型式から確認する
    4. スペアキーの形を見る
  7. イモビライザーキーを紛失しても作成できる?
  8. イモビライザーキーの作成をディーラーへ依頼する場合
    1. メリット
    2. デメリット
  9. イモビライザーキーの作成を鍵屋へ依頼する場合
    1. メリット
    2. デメリット
  10. イモビライザーキー作成の料金相場
  11. イモビライザーキー作成にかかる時間
  12. 鍵があるうちにスペアキーを作るメリット
  13. イモビライザーキーが反応しない原因
  14. イモビライザーキー紛失時に必要なもの
  15. よくある質問
    1. イモビライザーキーはホームセンターで複製できますか?
    2. 鍵が1本もなくても作れますか?
    3. イモビライザーを解除できますか?
    4. イモビライザーキーには電池が必要ですか?
    5. 電池切れでもエンジンはかかりますか?
    6. 紛失した鍵を使えなくできますか?
    7. イモビライザーが付いていれば盗難を完全に防げますか?
  16. 関連記事
  17. まとめ

イモビライザーキーとは何か知りたい方へ

「イモビライザーキーとはどんな鍵?」

「普通の車の鍵やスマートキーとは何が違う?」

「鍵をなくしても新しく作れる?」

イモビライザーキーとは、車両の盗難防止を目的とした電子認証機能が付いている車の鍵です。

鍵の内部にあるICチップなどの情報と、車両側に登録されている情報を照合し、一致した場合にエンジンを始動できる仕組みになっています。

そのため、鍵穴に合う金属キーを作っただけでは、ドアを開けられてもエンジンを始動できない場合があります。

この記事では、イモビライザーキーの仕組み、見分け方、スマートキーとの違い、紛失した場合の作成方法や料金について分かりやすく解説します。


イモビライザーの仕組み

イモビライザーは、鍵側と車両側で電子的なIDを照合する盗難防止システムです。

一般的な流れは次のとおりです。

  1. 鍵を差し込む、またはスマートキーを車内に持ち込む
  2. 車両が鍵に登録された情報を読み取る
  3. 車両側の情報と照合する
  4. 情報が一致するとエンジンを始動できる
  5. 一致しなければエンジンを始動できない

従来の車の鍵は、鍵山の形が鍵穴と合えば回せる構造でした。

イモビライザー搭載車では、物理的な鍵の形だけでなく、電子的な認証も必要です。

金属キーを複製しただけでは始動できない

イモビライザーキーの金属部分だけを複製した場合、ドアを開けられてもエンジンがかからないことがあります。

エンジンを始動するには、車両に認識されるICチップやトランスポンダーの登録が必要です。


イモビライザーキーと普通の鍵の違い

比較項目通常の金属キーイモビライザーキー
鍵山ありありの場合が多い
ICチップ基本的になし内蔵されている
電子認証なしあり
ドアの解錠鍵山で行う鍵山やリモコンで行う
エンジン始動鍵が回れば可能登録情報の一致が必要
複製方法金属部分を加工鍵加工と登録作業
盗難防止性能比較的低い不正始動を防止しやすい

見た目が普通のギザギザキーでも、持ち手部分にICチップが入っていることがあります。

外見だけで判断できない場合もあるため注意しましょう。


イモビライザーキーとスマートキーの違い

イモビライザーキーとスマートキーは、同じ意味ではありません。

イモビライザー

登録された鍵以外でエンジンが始動することを防ぐ機能です。

スマートキー

鍵を取り出さなくても、ドアの施錠・解錠やエンジン始動ができるシステムです。

多くのスマートキー搭載車にはイモビライザー機能も付いています。

つまり、スマートキーは鍵の操作方式、イモビライザーは盗難防止の認証機能と考えると分かりやすいでしょう。


キーレスキーとの違い

キーレスキーは、ボタンを押してドアを施錠・解錠する鍵です。

種類主な機能
イモビライザー登録された鍵か電子認証する
キーレスキーボタン操作でドアを施錠・解錠する
スマートキー鍵を取り出さずに施錠・解錠や始動ができる

ボタンが付いているからといって、必ずイモビライザー搭載とは限りません。

反対に、ボタンのない鍵でも持ち手部分にICチップが内蔵されていることがあります。


イモビライザー搭載車の見分け方

メーター周辺のセキュリティ表示灯を確認する

エンジン停止中に、車や鍵のマークが点滅している場合は、イモビライザーや盗難防止機能が搭載されている可能性があります。

ただし、表示灯のデザインはメーカーや車種によって異なります。

車の取扱説明書を確認する

取扱説明書の次の項目を探してください。

  • イモビライザー
  • 盗難防止装置
  • セキュリティシステム
  • エンジン始動システム

メーカー公式サイトで電子版の取扱説明書を確認できる場合もあります。

車種・年式・型式から確認する

同じ車種でも、年式、型式、グレードによって搭載状況が異なることがあります。

車検証に記載されている次の情報を確認しましょう。

  • 初度登録年月
  • 車名
  • 型式
  • 車台番号

鍵屋やディーラーへ問い合わせる際に伝えると、搭載状況を確認しやすくなります。

スペアキーの形を見る

黒い樹脂製の持ち手が付いた鍵には、内部にICチップが入っている場合があります。

ただし、見た目だけで正確に判断することは困難です。


イモビライザーキーを紛失しても作成できる?

対応可能な車種であれば、鍵が1本もない状態からでも作成できる場合があります。

一般的には次の作業を行います。

  1. 所有者確認
  2. 車両情報の確認
  3. 必要に応じてドアを解錠
  4. 鍵穴に合う金属キーを作成
  5. イモビライザー情報を登録
  6. エンジン始動を確認
  7. ドアの施錠・解錠を確認

車種や年式によって登録方法が異なるため、すべての車種で同じ作業ができるわけではありません。


イモビライザーキーの作成をディーラーへ依頼する場合

メリット

  • 純正キーを使用できる
  • メーカー基準で対応してもらえる
  • 車両側の故障も相談できる

デメリット

  • 車を店舗へ運ぶ必要がある場合がある
  • レッカー費用が発生する可能性がある
  • 部品の取り寄せに時間がかかる場合がある
  • 完成まで数日以上かかることがある

車が動かせない場合は、レッカー移動が必要か確認しましょう。


イモビライザーキーの作成を鍵屋へ依頼する場合

メリット

  • 車がある場所まで出張できる
  • 現地で鍵作成と登録ができる場合がある
  • レッカーを使わずに解決できる場合がある
  • 対応車種なら即日作成できる場合がある

デメリット

  • 業者によって対応車種が異なる
  • 専用登録機器を持たない鍵屋もある
  • 料金体系が業者によって異なる

問い合わせる際は、出張費、部品代、登録費などを含めた支払総額を確認してください。

詳しくは「ディーラーと鍵屋の違い」をご覧ください。


イモビライザーキー作成の料金相場

イモビライザーキーをすべて紛失した場合の料金目安は、次のとおりです。

鍵の種類料金相場
イモビライザーキー30,000円~50,000円前後
スマートキー30,000円~80,000円前後

料金は次の条件によって変わります。

  • メーカー
  • 車種
  • 年式
  • 型式
  • 鍵の形状
  • スペアキーの有無
  • 登録作業の方法
  • 使用する鍵の種類
  • 作業場所

正確な料金については「車の鍵作成の料金相場」をご確認ください。


イモビライザーキー作成にかかる時間

現地作業の目安は、約60~90分です。

ただし、次の条件によって作業時間は変わります。

  • 車種と年式
  • ドアが施錠されているか
  • 鍵が1本もない状態か
  • 登録方法
  • 車両の状態
  • 作業場所の安全性

問い合わせ時に車両情報を伝えることで、作業時間を確認しやすくなります。


鍵があるうちにスペアキーを作るメリット

イモビライザーキーは、すべて紛失してから作成すると作業内容が増えます。

鍵が1本残っているうちにスペアキーを作っておくことで、次のようなメリットがあります。

  • 全紛失時より費用を抑えやすい
  • 作業時間を短縮しやすい
  • 車を使用できない時間を減らせる
  • 緊急の出張作業を避けられる

鍵が1本しかない場合は、早めのスペアキー作成をおすすめします。


イモビライザーキーが反応しない原因

登録済みの鍵でも、次のような理由で認識されない場合があります。

  • キー本体の故障
  • ICチップの破損
  • 水濡れや落下
  • 車両バッテリーの低下
  • 車両側の受信・認証システムの不具合
  • キーが金属製品に接している
  • 別のイモビライザーキーと重なっている

鍵を金属製のケースから出し、ほかの車の鍵から離して再度始動を試してください。

改善しない場合は、鍵屋、ディーラーまたは整備工場による診断が必要です。


イモビライザーキー紛失時に必要なもの

防犯上、鍵作成前に所有者確認を行います。

一般的には次の書類が必要です。

  • 車検証
  • 運転免許証などの本人確認書類
  • 車両の所有・使用権限を確認できる書類

車検証が施錠された車内にある場合は、問い合わせ時にその旨を伝えてください。


よくある質問

イモビライザーキーはホームセンターで複製できますか?

金属部分だけを複製できる場合はありますが、ICチップの登録に対応していなければエンジンを始動できません。

イモビライザーキーの登録に対応した店舗、鍵屋またはディーラーへ相談しましょう。

鍵が1本もなくても作れますか?

対応車種であれば、鍵が1本もない全紛失状態からでも作成できる場合があります。

メーカー、車種、年式、型式を伝えて対応可否を確認してください。

イモビライザーを解除できますか?

盗難防止機能のため、通常は登録された鍵を使用して認証します。

正規の鍵作成や登録による復旧を依頼してください。

イモビライザーキーには電池が必要ですか?

鍵の種類によって異なります。

スマートキーやリモコン機能には電池が必要ですが、イモビライザーの認証方式は車種によって異なります。

電池切れでもエンジンはかかりますか?

車種によっては非常始動操作でエンジンを始動できる場合があります。

正しい操作方法は車両の取扱説明書を確認してください。

紛失した鍵を使えなくできますか?

車種や登録方式によっては、紛失した鍵の登録情報を削除できる場合があります。

盗難が心配な場合は、鍵作成とあわせて登録削除が可能か確認しましょう。

イモビライザーが付いていれば盗難を完全に防げますか?

イモビライザーは車両盗難の防止に役立つ機能ですが、すべての盗難を完全に防止するものではありません。

ハンドルロックや追加のセキュリティ対策を併用する方法もあります。


関連記事


まとめ

イモビライザーキーとは、鍵側と車両側の情報を電子的に照合し、登録された鍵でなければエンジンを始動できないようにする盗難防止システムです。

外見が一般的な金属キーでも、持ち手部分にICチップが入っている場合があります。また、多くのスマートキーにもイモビライザー機能が搭載されています。

イモビライザーキーをすべて紛失した場合でも、対応車種であれば新しい鍵を作成・登録できる可能性があります。

鍵屋ロッククルーでは、対応可能な車種について現地でイモビライザーキーやスマートキーの作成・登録を行っています。

お問い合わせの際は、メーカー、車種、年式、型式、鍵の状況、車がある場所をお伝えください。